Barista

デルソーレは、イタリアの食文化、イタリアの人たちと出会い、パッシオーネを共有し、共感し、バールという…イタリア食シーンの代表的存在であり、最も多くの人に親しまれ、最も多くの人たちが生活のリズムの中に取り入れている業態を日本とイタリアが共通するマインドがある…食・もの・人に対するこだわり、品質や技術を大切にし、伝統を大切にする・・・ことに気づく中で、日本で展開し、日本とイタリアの架け橋となろうと思い、バールを創っていく決意です。

Ⅰ.Bar :バーと書いて、イタリアでは「バール」と読む。
Ⅱ.Barista :バールで働く人なので「バリスタ」と言う。 
Ⅲ.Barista :カフェのスペシャリストで、ソムリエやバーテンダーの役割も担う。 
Ⅳ.Banco :銀行のカウンターが語源で ~足をかけるバー~バンコ…カウンターのこと。 
Ⅴ.Banco :イタリアでは、バンコで(安く)立ち飲み、立ち食いをします。 
Ⅵ.Banco :ここが「止まり木」であり、コミュニケーションの場(街のコミュニティ)である。 
Ⅶ.Caffé :朝:カプチーノやカフェ・マッキャート。
 ~昼食後や午後の一息は「エスプレッソ」。
 ~食後は基本、「エスプレッソ」なのである。 
Ⅷ.Espresso :バールでバリスタが淹れる「イタリアが生んだ一杯の世界遺産」。 
Ⅸ.Espresso :凝縮された深い味わいやアロマ、余韻で和らぎ~食後の胃腸を整えるコーヒー。 
Ⅹ.Banco :17時~イタリア式のハッピーアワーはバンコで、1杯のドリンクで、フリーフードサービスである。

バリスタに求められるものの第一は、安定した高いクオリティのカフェの抽出技術。
第二はバールの看板としてお客様を楽しませる接客、サービス能力、さらにワインやカクテル、グラッパ他商品全般の知識です。優秀なバリスタはこれらの要素を持ち合わせたプロフェッショナルなのです。
そして、その存在は、バンコの空気観・世界観を創りあげられる……バールの太陽なのです。

イタリアでも本格的なエスプレッソを家庭で飲むことは出来ないと言われています。ですからイタリア人も本格的なエスプレッソを求めバールに足を運びます。
本格的なエスプレッソとは、4つの“M”の調和と融合とされています。
そして4つの“M”のうち……“Mano”(熟練した技術者)こそが最も重要な“M”であり、『バリスタ』のことなのです。

Mistura
豆の配合・混合:新鮮(管理・保存も重要)でおいしい豆

Macinino
豆の挽き方:細かいカッティングが出来るプロ用ミル・細かい挽き方

Macchina(マシン)
90℃、9気圧で20~30秒でエスプレッソ抽出するプロ用マシン

Mano(技術者)
豆の挽き方。一定したタンピング(挽いた粉を抑える手の力加減)。
抽出・商品温度の見極め。出来上がり状態の見極め。天候・気温・諸条件を判断しマシンを使いこなすプロフェッショナル

■横山 千尋 Chihiro Yokohama
株式会社フォルトゥーナ/IIAC認定カフェ学マスタープロフェッショナル
1962年愛知県生まれ。
1983年大阪あべの調理専門学校を卒業後、フランスのリヨンのビストロで修行。
1984年イタリア・ミラノで修行を積んだ後「エキシポ・イン・ミラノ」で3年連続金賞受賞。
1996年日本人初イタリア認定のバリスタとなる。
2001年株式会社フォルトゥーナを設立。同年9月に「バール・デルソーレ」開業。
「バールマン」として日々勤めながら、各種セミナーやメディア出演、催事などによりイタリアバールの普及と後進の育成に取り組んでいる。

■岡村 啓史 Hiroshi Okamura
バール・デルソーレバリスタトレーナー
日本バリスタ協会認定バリスタ Level3取得。
国際カフェティスティング協会マスタープロフェッショナル取得。
2017年IIAC主催エスプレッソイタリアーノチャンピオンにて優勝、同年イタリアで行われた世界大会へ日本代表として出場。
1978年大阪府生まれ。
近年、フード開発リーダーとして調理現場にも立つオールラウンダー。

■志村 明日香 Asuka Shimura
2019年度強化バリスタメンバー。
2017年新卒としてバール・デルソーレの一員に。
日本バリスタ協会認定バリスタ Level1取得。
国際カフェティスティング協会 モジュール1取得。
銀座店副店長。
1995年東京都生まれ。
笑顔と真心をお届けする注目の若手バリスタ。